大王製紙とT2は2025年3月に、T2が開発した自動運転トラックを活用し、 関東・関西間の高速道路一部区間での実証実験を実施する。
実証概要は、2025年3月、自動運転トラックを使用し、大王製紙品を取り扱う関東エリアの倉庫から関西エリアの倉庫まで商品を往復輸送する。T2が設定した高速道路上の自動運転区間においてレベル2自動運転を行い、無人運転のレベル4自動運転に向けた課題抽出やオペレーション確認を行う予定だ。
今回の実証実験における両社の役割は、大王製紙が荷主企業として自動運転トラックの輸送オペレーションを検討・評価。T2が自動運転トラックの輸送オペレーション構築検討と現場オペレーションを実行する。
なお、大王製紙は生活者にトイレットペーパーなどの衛生用紙を安定的に届けるため、同業種・異業種との共同輸送や倉庫内での無人フォークリフト活用、ダブル連結トラック活用に向けたテスト輸送といった様々な取り組みを積極的に実施している。
また、T2は自動運転トラックの技術開発により物流課題解決を目指しており、両社が協力し、持続可能な安定輸送の構築に向け、2027年のレベル4自動運転トラックを活用した幹線輸送の実現を目指している。
F-LINE、T2/強靭な物流を目指し自動運転トラックでの幹線輸送公道実証