日本トランシティが2月12日に発表した2025年3月期第3四半期決算によると、売上高941億5400万円(前年同期比1.2%増)、営業利益63億6300万円(23.7%増)、経常利益71億8200万円(16.3%増)、親会社に帰属する当期純利益50億6600万円(23.0%増)となった。
総合物流事業のうち倉庫業は、前年同期と比べ貨物取扱数量が2.9%増加(676万9000トン)、期中平均保管残高は5.1%増加(60万4000トン)、保管貨物回転率は58.1%と低下。
港湾運送業は、四日市港における海上コンテナの取扱量が1.7%減少(20フィート換算で15万8000本)、完成自動車の取扱量は増加、石炭・オイルコークスの取扱量は減少した。
陸上運送業は、主力のトラック輸送の取扱量が3.7%減少(458万1000トン)、鉄道輸送の取扱量は6.4%減(10万9000トン)、バルクコンテナ輸送の取扱量は5.3%増加(16万8000トン)。
国際複合輸送業では、海上輸送の取扱量は15.8%増加(156万4000トン)、海外現地法人における取扱量も増加、航空輸送の取扱量は8.2%の減少(973トン)だった。
通期は、売上高1240億円(1.2%増)、営業利益68億円(9.0%増)、経常利益78億円(6.1%増)、親会社に帰属する当期純利益54億円(16.5%増)を見込んでいる。
日本郵船 決算/4~12月の売上高10.5%増、営業利益23.5%増