Hacobuは2月20日、配車受発注・管理サービス「MOVO Vista」で、QRコード付き配送依頼書から実運送情報を収集する新機能を提供開始したと発表した。
QRコードから実運送事業者名、ドライバー名、車両ナンバー、電話番号、請負階層などの情報を登録でき、元請事業者は効率的に情報を一元管理できるようになる。
<新機能>
「MOVO Vista」は、荷主企業・元請事業者・運送事業者をシームレスにつなぐことで、配送案件の管理を効率化する物流DXサービス。発行する配送依頼書にQRコードを追加することで、このQRコードを通じ実運送情報を収集できるようになった。
運送事業者はアカウント登録不要。これまで通り、FAXやメールでの発注運用を続けながら活用できる。
新機能を開発した背景には、貨物自動車運送事業法の改正により、2025年4月から元請事業者に義務化される「実運送体制管理簿の作成」がある。
管理簿には実運送事業者の名称や請負階層などを記載しなければならず、効率的な情報収集体制の構築が求められている。
Hacobu/安田倉庫グループの情報連携強化、物流効率化を推進