ニチレイロジグループは3月28日、タイ子会社であるSCG Nichirei Logisticsが、首都バンコクの北部に位置する工業団地にナワナコン物流センターを新設したと発表した。
同社は、首都バンコクの東部に位置する既存のバンナー物流センターにおいて、保管や輸配送サービスの提供に加え、急速凍結や流通加工などの付加価値サービスを展開している。
新設したナワナコン物流センターでは、バンナー物流センターと同水準の設備を導入しており、食品加工企業が集積するバンコク北部において、高付加価値なサービスを提供する。
輸配送サービスにおいては、センターの新設により、バンコク市内や北部方面への配送効率化を図るとともに、東部と北部を結ぶ拠点間ネットワークの構築を通じて、新たな保管・運送ニーズにも対応していく。
今後も、増強した保管能力と拡大した物流網を活用することで、同国首都圏における多様な低温物流ニーズに応えていくとしている。
■概要
名称:ナワナコン物流センター
所在地:60/132 Moo.19 Khlong Nueng Subdistrict Khlong Luang District Pathum Thani Province 12120
設備能力:3万5100t
接車バース:25基
設備機能:多温度帯保管、急速凍結、解凍、流通加工、移動ラック、太陽光パネル
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