東京都町田市に本社を置き、各種自動車・産業機械等の設計製造、販売を手がけるTBKは10月10日、「ホワイト物流」推進運動に参画したと発表した。
「ホワイト物流」推進運動とは、国土交通省が主体となり、トラックドライバーの人手不足解決へ経済産業省、農林水産省と連携し、2019年から取り組んでいるもの。
同社は8月20日付けで自主行動宣言を提出し、9月26日に同運動のポータルサイトに賛同企業として掲載された。東京都町田市に本所・本社・本店を置く法人として、製造業では初の宣言となるという(同社調べ)。
行動宣言では運送内容の見直しを行い、荷主・物流事業者・取引先と連携。情報共有や納品条件の見直し、荷待ち時間削減などに積極的に取り組んでいる。
これにより輸送効率化とトラックドライバーの労働環境改善の両立を目指しており、さらに集荷先や配送先の集約や混載便の活用、発注量の平準化により輸送回数を削減。資源の効率的利用とCO2排出量削減にも繋げている。
TBKでは、グループ全体でこうした活動に取り組み、持続可能な物流の実現を目指している。今後、輸送効率の向上と車載ソリューションによるトラックドライバーの負担軽減に取り組むととに、「地域と連携し、物流改善に向け機運を高めるきっかけになれば」としている。
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