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三菱倉庫/快適な職場づくりへ、営業所の改修、本店会議室の増改築が終了

2025年05月06日/3PL・物流企業

三菱倉庫は5月1日、人的資本投資を強化しており、新たな挑戦やイノベーションを生み出す環境整備に努めているが、その一環として、営業所15施設の改修、本店会議室の増改築が終了したと発表した。

<営業所(改修後)事務所>
20250506mitsubishis1 - 三菱倉庫/快適な職場づくりへ、営業所の改修、本店会議室の増改築が終了

<休憩室>
20250506mitsubishis2 - 三菱倉庫/快適な職場づくりへ、営業所の改修、本店会議室の増改築が終了

改修ポイントは、営業所では全国約80拠点の営業所を築年数順に4年間にわたり改修を行うこととし、初年度2024年度分として15施設の改修が完了した。(事務所内什器更新、トイレ改修、カーペット・クロス張替え、OAフロア化、無線LAN工事等)。本店では、要員増・本店機能の拡充に対応するオフィスエリア再整備として会議室エリアの増改築を行った。

新会議室合計22室の名前は、本店所在地の日本橋を始めとした「橋」シリーズと、各部屋の色合いに合わせた「宝石」シリーズとなっており、各々の部屋での交流が、皆の架け橋になり、色々な色の部屋で色々な人と色々なアイディアが生まれるようにとの意味を込めている。

今後は、2027年度までに合計約15~20億円を投資し、順次改修を進める。各営業所の改修を継続するほか、本店においては、会議室エリアに続き執務エリアの改修を行う。グループフリーアドレスの導入により職員の交流機会を高め、ペーパーレスも促進する。

なお、これらの取組の背景には、コロナ禍以降、在宅勤務やオンライン会議等が増えるなど新しい働き方が始まった一方、リアルなコミュニケーション機会の創出が課題となった。また、倉庫・港湾運送事業の中心である各営業所は、業務継続の必要性から大規模な改修工事を行うことが難しく事務所やトイレなどの経年劣化が進んでいた。

今回の改修・増改築により、これらの課題を解決しつつ、部門・年齢・職位などの垣根を超えた縦横斜め・双方向のコミュニケーションを活性化するとともに、職員のモチベーションアップを図ることによりイノベーションを生み出す、としている。

コンセプトは「FLAT&BORDERLESS~来て楽しい、居て快適な職場へ~」としている。

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