三菱倉庫は12月20日、グループの掲げる温室効果ガス(GHG)排出削減目標が、SBTi (Science Based Targets initiative)による短期目標(Near-Term Target)の認定を取得したと発表した。
認定は、三菱倉庫グループのGHG排出削減目標が、パリ協定の定める「1.5℃目標」水準に科学的に整合していることを示すもの。
SBT認定を受けた短期目標の内容は、Scope1+2では2030年度までに、GHG排出量を2022年度比で42%削減。Scope3では2030年度までに、GHG排出量を2022年度比で25%削減となっている。
三菱倉庫グループでは、環境対応をマテリアリティの1つと位置付けている。倉庫や賃貸ビル等の施設では、太陽光発電設備の増設やPPAの締結等により、環境負荷の低い電力ポートフォリオの構築を進め、輸送においては、EV車両の導入やリニューアブルディーゼルの使用、鉄道や船舶へのモーダルシフトを推進する等、MLC Green Actionを通じて、ステークホルダーと共にサプライチェーン全体でのGHG排出量の削減に取り組むことで、持続可能な社会の実現を目指す。