国土交通省は5月13日、令和7年度「物流脱炭素化促進事業」(補助事業)の募集を開始した。
地域の集配拠点や倉庫、トラックターミナル等の物流施設等において、物流の脱炭素化促進に資する取組を実施するための、水素・大容量蓄電池等を活用した再生可能エネルギー電気の利用に必要な設備や、それらを利用する車両等の導入を行う事業に要する経費の一部を補助する。
公募期間は5月13日14時~6月12日16時まで(必着)。事業期間は交付決定日~令和8年1月20日を予定している。
補助対象事業者は、倉庫事業者、貨物運送事業者、貨物利用運送事業者、トラックターミナル事業者等。
対象となる経費は、1.水素を活用した取組と、2.再生可能エネルギーを活用した取組の2つ。
水素活用では、物流施設等における水素利用関連設備(水素製造設備、水素貯蔵設備、水素充填設備、物流業務用FCV車両 等)の一体的な導入に係る経費について、1/2以内を補助。上限額は2.5億円。
再生可能エネルギーの活用では、物流施設等における再エネ利用関連設備(太陽光発電施設、大容量蓄電池、EV充電スタンド、物流業務用EV車両 等)の一体的な導入に係る経費について、1/2以内を補助。上限額は2億円。
また、これらの取組に付随して実施される先進的取組に必要な機器類の導入経費についても補助対象となる。なお、オンラインで申請者説明会を開催する。
公募の詳細・申請様式等については特設Webサイトを参照。
■特設Webサイト
https://pacific-hojo.com/bgxx/content/
国交省/災害時の支援物資輸送体制構築促進へ補助事業の募集開始