テスホールディングス(HD)は6月4日、子会社のテス・エンジニアリングが大阪市住之江区の大規模物流施設向けに、自家消費型太陽光発電システムによる再生可能エネルギー電気の供給を5月から開始したと発表した。
この施設は、住之江デベロップメント特定目的会社(三菱地所100%出資)が開発した「ロジクロス大阪住之江」。
テス・エンジニアリングが施設の屋根上に自家消費型太陽光発電システムを設置し、オンサイトPPAモデルとして所有・維持管理を行い、再生可能エネルギー電気を供給する。
発電容量は約794kW、年間想定発電量は約91万kWh。発電した電力の全量をこの施設に供給する。CO2排出削減量としては年間約384t-CO2となる見込み。
需要家の再生可能エネルギー電気の利用に際して、太陽光発電システム導入の初期投資がいらず、電力需要の変動や燃料問題に左右されない安定電源の確保につながる。
■事業概要
設置場所:ロジクロス大阪住之江
所在地:大阪市住之江区
PPA事業者:テス・エンジニアリング
システム内容:オンサイトPPAモデルを活用した自家消費型太陽光発電システム、発電容量793.5kW(東洋アルミニウム製 575W×1380枚)、モジュール種別 単結晶
供給開始年月:2025年5月
供給期間:20年間
テスHD/大阪市の大規模物流施設に自家消費型太陽光発電システム