ゼロは6月5日、自社の従業員に友人や知人を紹介してもらい採用につなげるリファラル採用制度の運用を本格化したと発表した。
専用の「社員紹介採用サイト」を開設。社員自ら友人や知人に自社を紹介し、実体験や会社の魅力を伝えることで、ゼロに対する理解の深い人材を採用する狙い。ミスマッチを減らし、入社後の定着率向上につなげる。
主な対象職種はドライバーと整備士で、紹介した人と入社した人の双方に謝礼金が贈られる。
新たに開設したサイトでは、社員が気軽に自社の仕事を紹介できる仕組みを整備した。ゼログループで働く人であれば、正社員や派遣スタッフなど契約形態に関わらず、紹介者として利用できる。
紹介された人が安心して情報を得られるよう、制度の詳細、選考フロー、入社後のサポートなども掲載している。
また、実際にリファラル採用で入社したドライバーや整備士らのインタビューも紹介。ゼロで働くイメージが具体的に伝わるようにした。
ゼロでは、これまでも社員紹介による採用制度があったが、年間採用人数は5人程度にとどまっていた。
一方、紹介で入社した人は、仕事内容の魅力も業務の大変さもリアルな情報を直接聞いた上で応募するため、入社後のギャップが少なく、困りごとなどを紹介者に相談することもでき、定着率が良いという。
この実績を踏まえ、深刻化するドライバーや整備士の不足、早期離職対策として、2年ほど前からリファラル採用の強化を検討。紹介制度の内容や紹介料の適正化、周知方法など検討し、専用サイトの開設に至った。
■ 社員紹介採用サイト
https://zero-group-recruit.com/referral/
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