日本ロジスティクスシステム協会（JILS）は10月22日、「サプライチェーン最適化のためのORモデルによる分析入門セミナー」を開催する。
企業の競争力強化のためには、サプライチェーン上の様々なデータを活用して計画を立て意思決定を行うことが重要かつ効果的だといわれる。
データを活用した計画立案には、オペレーションズ・リサーチ（OR）モデルを用いて最適化することが有効で、特にサプライチェーン上の物流拠点・受注・輸送・在庫に関するデータを収集し、目的に合わせて適切に加工・管理することが不可欠となる。
セミナーでは、サプライチェーン最適化に必要なデータ分析の方法や分析結果の読み取り方の基本について説明。
在庫分析や拠点配置・配送体制の検討におけるデータの管理・活用ついて、企業事例の紹介や演習を交えて解説する。
なお、参加者にはセミナーのサブテキストとして講師の伊倉氏の著書「物流アルゴで世が変わる サプライチェーンの最適化」（日本評論社）が配付される。
■開催概要
日時：10月22日（水）13:00～17:00
会場：日本ロジスティクスシステム協会 会議室（東京都港区）
参加費：JILS会員3万800円（税込）、JILS会員外4万1800円（税込）
講師：伊倉 義郎氏（サイテック・ジャパン 代表取締役社長）
■プログラム
1.SCMにおけるORモデルの実例と効果
オペレーションズ・リサーチ（OR）モデルとは？
収益力向上、業務効率化へのインパクト
企業におけるORモデルの活用事例
2.在庫管理のモデルとデータ分析
最適在庫量と発注点
ネットワーク在庫の考え方
在庫配置と拠点間のリードタイム調整
Excelを使ったデータ編集・分析の手法
3.拠点配置・配車モデルとデータ分析
サプライチェーン全体の最適化
新規配送拠点の設置場所選択
配車問題の概要と解法
Excelを使ったデータ編集・分析の手法
4.総括とQ&A
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