日本通運は8月6日、愛知県豊川市に新たな物流拠点「NX豊川ロジスティクスセンター」を開設したと発表した。
愛知県豊川市を含む東三河エリアは、自動車産業などが集積。中部国際空港や名古屋港へのアクセスにも優れている。ただ、市街化調整区域が多く、大型のマルチテナント倉庫が不足していた。
そこで、保管スペースの確保が大きな課題となっていたことから「NX豊川ロジスティクスセンター」を設立した。
施設は延床面積1万2976m2、鉄骨造4階建て(倉庫3層)で、空調設備やバンニング機能を備えている。東名高速道路「豊川IC」に近く、交通アクセスも良い。
また、2026年中に倉庫屋上に太陽光パネルを設置する予定。発電した電気を倉庫内で活用し、環境負荷の軽減と事業継続計画(BCP)対策にも取り組む。
なお、この施設は、効率的で環境負荷の小さい物流を実現する施設として、7月9日付で国土交通省中部運輸局から、物流総合効率化法に基づく認定を取得しており、税制特例を活用したコスト削減を図る。
■施設概要
名称:NX豊川ロジスティクスセンター
所在地:愛知県豊川市本野ヶ原2-88、89
延床面積:1万2976.96m2
構造:鉄骨造4階建て(倉庫3層)
営業開始日:2025年8月1日
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