物流業界向けSaaS・プラットフォーム「ロジポケ」を提供するX Mileは12月3日、トラックのバース予約・入退場受付・ドライバー誘導を一元化し、荷待ち時間の削減と現場オペレーションの効率化を実現する新サービス「ロジポケバース管理」の提供を開始したと発表した。
サービスは、運送会社向けに提供してきた「ロジポケ」シリーズの知見を活かし、荷主企業・倉庫・3PL事業者向けに特化した新ラインナップとなる。
ロジポケバース管理の特徴は、まず運送会社向けサービス「ロジポケ」で培った“現場理解”だ。ロジポケは全国の運送会社に利用されており、ドライバーや配車、現場業務の実態を把握している。こうした知見を基に培った現場負担を抑えた使いやすい設計と、導入後の伴走支援に強みがある。
拠点規模・物量に応じた“柔軟な料金設計”も特徴だ。一般的な「1拠点あたり固定料金」ではなく、拠点規模や入出庫件数に応じて柔軟に見積りが可能。多拠点で導入される場合はボリューム割引を適用し、全体の費用負担を抑えられる。他サービスを利用中の企業でも、より低コストでの導入を提案できる。
法対応のための“月次レポート・分析支援”もある。荷待ち・荷役時間の把握が求められる法改正に向けて、同社の物流領域の専任担当者が、データ分析や月次レポートの作成をサポートする。現場で無理なく取り組める環境づくりを支援する。
さらに、ロジポケアプリとの“シームレスな連携”では、既にロジポケを利用中の運送会社は、同じアカウントで予約や受付が可能。倉庫側と運送会社側の双方で負担なく利用できる。
なお、現在、期間限定で無料トライアルを実施しており、あわせて全拠点で導入される場合の初期費用も無料としている。
