センコーグループホールディングス(GHD)は8月7日、「センコーグループ浦和物流センター」(埼玉県さいたま市緑区)の竣工式を行った。
新センターはセンコーGHDが建設。延床面積8万1082m2とグループ最大の物流拠点で、傘下のセンコーが3万8790m2、ランテックが4万2127m2、共同でセンターを運営する。
建物は8階建て(倉庫は5階層)で、設備としては冷凍冷蔵倉庫、1・2階で90台分のトラックバース、40台分の大型車待機スペースのほか、太陽光発電設備や非常用発電設備を備えた。
所在地は、東北自動車道「浦和IC」に隣接。都心まで約30㎞圏内にあり、首都圏への配送をカバーできる。埼玉高速鉄道「浦和美園駅」から徒歩圏内で、周辺は新興住宅地でもあり、働き手の確保にも利点がある。
埼玉地区に点在するセンコーグループの物流センターでは、量販を中心に首都圏向けの物量が増大しており、新センターで物量増に対応していく。
また、ランテックが運営する冷凍冷蔵エリアでは、高さ約35mの大規模な自動倉庫を導入。新センター開設により首都圏向けの物流を強化し、成長が期待されるコールドチェーンの需要に応える。
■施設概要
名称:センコーグループ浦和物流センター(センコー浦和美園PDセンター、ランテック埼玉支店)
所在地:埼玉県さいたま市緑区大字大門鶴巻2080-1
建物構造:鉄筋コンクリート・鉄骨造8階建(倉庫は5階層)
敷地面積:4万4426m2
容積対象面積:8万1082m2(うちセンコー3万8790m2、ランテック4万2127m2)
設備:冷凍冷蔵倉庫、トラックバース(1・2階計90台分)、大型車待機スペース(40台分)、給油所、洗車場、整備場、太陽光発電設備、大容量蓄電池、非常用発電設備、ケースソーター、移動ラックなど
貸主:センコーGHD
センコーGHD、マルハニチロ/輸配送や物流拠点の活用で業務提携