澁澤倉庫が8月7日に発表した2026年3月期第1四半期決算によると、売上高200億2200万円(前年同期比2.8%増)、営業利益10億1100万円(19.9%減)、経常利益14億4500万円(14.5%減)、親会社に帰属する当期純利益18億1700万円(11.5%増)となった。
物流事業の売上高は、倉庫業務49億3400万円(0.5%減)、港湾運送業務16億6500万円(2.4%増)、陸上運送業務91億700万円(5.3%増)、国際輸送業務20億9800万円(8.8%増)、その他7億9800万円(5.7%減)。
倉庫業務は、前期に取り扱いを開始した新規業務が寄与したものの、一部拠点で顧客自営化や拠点集約に伴う業務の撤退などがあり、全体の取り扱いは減少した。
陸上運送業務は、飲料や食品関連の取り扱いが好調に推移したほか、前期から新たに取り扱いを開始した化粧品EC関連が増収に寄与した。
港湾運送業務は、船内荷役業務と自動車部品を中心とした荷捌業務の取り扱い増により堅調。
国際輸送業務は、輸入航空貨物や自動車部品を主体としたアジア向けの輸出海上貨物の取り扱いが好調だった。
通期は、売上高790億円(0.5%増)、営業利益42億円(10.0%減)、経常利益51億円(8.7%減)、親会社に帰属する当期純利益51億円(3.9%増)を見込んでいる。
ケイヒン 決算/4~6月の売上高2.4%増、営業利益10.2%増