Specteeはこのほど、製造業のサプライチェーン・リスクをリアルタイムに可視化する新ソリューション「スマートリスク管理」を提供開始した。
近年、自然災害の激甚化や地政学的リスクの増大、グローバルサプライチェーンの複雑化により、サプライチェーンの強靭化が喫緊の課題となっている。
一方で、Specteeが製造業を対象に行った調査では、リスク把握や情報のタイムリー取得、サプライヤー全体像の把握や取引先との連絡体制の整備といった課題への対応が追いついていない実情が明らかになったという。
Specteeでは、こうした製造業の悩みを解決するものとして、スマートリスク管理の提供を開始。
同サービスは、有事の際に「迅速なリスク情報の収集」、「サプライヤーの繋がりを可視化」、「自社製品への影響の即時把握」の3つを可能にするクラウド型のサービスで、導入時の設定や画面操作をシンプルにし、コストを大幅に抑えることで、大企業から中小企業までの製造業が活用できるという。
Specteeは「多種多様な情報源から、AIが自動で災害や事故などのリスク情報を収集し、サプライヤーの繋がりをツリー構造で表示、リスクの自社製品への影響も即時に可視化する」と説明。
また「サプライチェーンのリスクを総合的に管理できる『Spectee SCR』と合わせて、より多くの製造業のサプライチェーン強靭化サポートを目指していく」としている。
同サービスは現在、キャンペーン期間中で、月額約2万円から開始できる。また、1か月間の無料トライアルも実施中。
Spectee/統合型サプライチェーン・リスク管理クラウドを大幅刷新