川崎汽船は11月27日、シンガポールの現地法人“K” Line Pte Ltd(KLPL) が所有・運航し、グループの船舶管理会社である“K” Line RoRo Bulk Ship Management(KRBS) が船舶管理するばら積み船「EUROPA BAY」で、大規模海難事故を想定した対応演習を実施したと発表した。
演習では、インドネシアのカリオランへの航行中に機関室で火災発生、乗組員による消火活動にもかかわらず火災は拡大しエンジン停止、CO2消火装置作動により鎮火、機関損傷で漂流という想定のもと、KLPLに事故対策本部を設置し、KRBSと対応を協議、社内外関係者との連携や情報共有の体制等の緊急対応体制の確認を行った。
川崎汽船は中期経営計画で、「安全・船舶品質管理」をグループの強みとして位置付けており、今後も大規模事故対応演習により不測の事態に備えつつ、日々の安全運航への取り組みを通じて、社会への貢献を果たしていくとしている。
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