ブラックストーンは12月25日、自社が運営する不動産ファンドが、東京都心部に位置するグレードA物流施設「Tokyo C-NX」の取得に関する最終契約を締結したと発表した。
取引価格は1000億円以上と、日本の物流分野における今年最大の取引となるという。
取得した物件は延床面積約15万m2、5階建て。東京湾に位置し都心から車で15分圏内の好立地にある。
ブラックストーンは、物流分野における世界有数の投資会社だと説明しており、これまで15年間にわたり米国や欧州、日本、インドなどで大規模投資を行ってきた。
不動産部門の日本代表を務める橘田大輔氏は「急成長を遂げている物流分野は、ブラックストーンが注力する投資テーマの一つ」とし、今回の案件は「国内の経済成長を支える分野に対する、ブラックストーンの積極的な投資姿勢を裏付けるものだ」とコメント。今後、さまざまな日本企業との連携を通じてさらなる経済発展に貢献したいとしている。
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