三菱ロジスネクストは11月4日、国土交通省にフォークリフトのマスト油圧ホースに関する改善対策を届け出たと発表した。
それによると、同社のフォークリフト「アレシス」の3機種で不具合の部位(部品名) は荷役装置(アタッチメント用マスト油圧ホース)。
不具合の状況は、バッテリ式フォークリフトの荷役作業において、アタッチメント用マスト油圧ホースの長さが不適切なため、ホースの張りが強い状態で荷役作業を繰り返すと、ホースがチェーンに強く押し当てられ、ホースが損傷することがある。そのため、ホースに亀裂が生じ、最悪の場合、作動油飛散によりオペレータに危害が加わるおそれがある。
改善対策として、全車両、アタッチメント用マスト油圧ホースを対策品に交換し、マスト上部内側に傷防止用のゴム板を追加する。
リコール対象車両はZAF-22C0が4台、ZAF-24C0が10台、ZAF-24D0が1台の合計15台。