日本通運は9月24日、台湾現地法人の臺灣日通國際物流股份(台湾日通)が、台湾域内輸送の提供に関する医薬品の適正流通基準であるGDP(Good Distribution Practice)の認証を8月7日付で取得したと発表した。
台湾では、2018年末に医薬品製造会社、医薬品製造免許を持つ販売会社に対してGDP認証の取得が義務化されるなど、医薬品の品質管理強化が進められている。
台湾日通が取得したGDP認証の範囲は、桃園国際空港に到着した航空輸入貨物の台湾域内輸送業務で、ー20~0℃、2~8℃、15~25℃の3温度帯による輸送となる。
台湾日通では、5月に新設した桃園NEXT3倉庫での保管・輸送業務についても、TFDA(台湾衛生福利部食品薬物管理署)によるGDP/GMP認証を申請中で、2021年中の取得を目指している。
■施設概要
施設:航空貨物部桃園空港営業所(GDP申請の所管部署)
所在地:桃園市大園區航勤北路8-1 號 5 樓 5A31 5A31, 5F., No.8-1, Hangqin N. Rd., Dayuan Dist., Taoyuan City 33758, Taiwan(R.O.C.)
認証業務:航空輸入医薬品の桃園国際空港到着から取引先への配送業務