日本通運は5月12日、 関西国際空港の国際貨物上屋内拠点「NX-Pharma Logistics Hub Kansai Airport」 において、IATAが提唱する医薬品輸送品質認証「CEIV Pharma」を、4月5日付で更新したと発表した。
<左からCEIV Pharmaロゴと仕分け室>
日本通運は、関西エアポートが主催する「KIX Pharmaコミュニティ 」に参画し、2022年4月5日付でフォワーダーとして同認証を取得。 今回の更新により、有効期限は2028年4月4日までとなる。
NXグループは、 中期経営計画においてヘルスケア産業を重点産業と位置付けており、国内外で医薬品物流におけるGDP(Good Distribution Practice)に基づく品質管理の体制の構築と基盤整備を進めている。
これまで5か国、6拠点(成田空港、関西空港、オランダ・スキポール空港、イタリア・マルペンサ空港、イギリス・ヒースロー空港、シンガポール・チャンギ空港)で「CEIV Pharma」の認証を取得し、さらに24の国と地域における世界37拠点でGDPの認証を取得している。
今後も医薬品物流プラットフォームのグローバル展開を推進し、より安全で高品質な医薬品輸送サービスを提供していくとしている。
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