ファイズホールディングス(HD)が8月1日に発表した2026年3月期第1四半期決算によると、売上高89億3400万円(前年同期比23.5%増)、営業利益2億7900万円(16.8%増)、経常利益3億200万円(24.6%増)、親会社に帰属する当期純利益1億8400万円(26.6%増)となった。
セグメント別にみると、「ECソリューションサービス事業」では、物流センターの運営受託事業が堅調に推移し、配車プラットフォームサービス事業の拡大、ラストワンマイル配送業務の新規受託などにより売上高は82億9720万円(25.1%増)、セグメント利益は2億8370万円(25.8%増)となった。
このうちオペレーションサービスは、大手ネット通販会社向けの物流センターや配送デポ(配送センター)、製造業向けセンターといった既存の受託案件のほか、3月に開設した自社運営倉庫「青梅事業所」が堅調に推移し、売上高は60億5097万円(31.6%増)。
トランスポートサービスは、運賃・料金の改定などに取り組み、売上高は22億4622万円(10.3%増)となった。
「国際物流サービス事業」では、アパレル以外(機械、食品など)の輸入・輸出案件の新規開拓、グループ共同営業などに取り組み、売上高は1億5804万円(0.3%増)となった。
通期は、売上高380億円(20.2%増)、営業利益18億円(22.9%増)、経常利益18億円(21.7%増)、親会社に帰属する当期純利益11億2000万円(21.9%増)を見込んでいる。
ファイズHD 決算/3月期の売上高14.8%増、営業利益11.0%増