丸運の子会社である丸運ロジスティクス関東は8月20日、環境負荷の低減を目的として、最新型の燃料電池トラック(FCV)を導入し、納車式を執り行った。
導入するトラックは、丸運グループで第1号となるFCVトラックで、同社が配送業務を請け負う損害保険ジャパンの社内メール便にて使用する予定だ。
納車式ではテープカットのほかにゴールデンキーの授与式が行われ、製造と担当したいすゞ自動車などが参加した。車両の側面は同社のトラックカラーを基調とし、地球をイメージした環境活動のシンボルマークを施したデザインとなっている。
この取り組みはNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「グリーンイノベーション基金事業/スマートモビリティ社会の構築」の一環として実施されている。丸運および丸運ロジスティクス関東は、NEDOより交付決定を受けたCJPT(Commercial Japan Partnership Technologies)からの依頼で様々な車両データを提供することにより、この取り組みに参画する。
同社は今後も、環境に優しい物流の推進と地域社会への貢献を目指し、低炭素型車両の導入を積極的に進めていくとしている。
三井倉庫HD/ESG指数「FTSE Blossom Japan Index」など継続選定

