NIPPON EXPRESSホールディングスが11月12日に発表した2025年12月期第3四半期決算によると、売上高1兆9085億9600万円（前年同期比0.4％増）、営業利益380億3900万円（9.0％増）、税引前利益287億7600万円（14.2％減）、親会社に帰属する当期純利益115億9000万円（36.7％減）となった。
国際物流では、日本を含むアジア発の荷動きが総じて低調に推移したことに加え、運賃相場の下落の影響を受ける状況となった。
国内物流においては、個人消費や設備投資に引き続き持ち直しの動きがみられた一方で、荷動きは力強さに欠ける状況で推移した。
グループの第3四半期連結累計期間の業績は、前年同四半期に比べSimon Hegele社グループを新たに連結の範囲に含めたことなどから増収となったものの、航空貨物・海運貨物の販売単価の下落や各種コストの上昇に加え、為替変動の影響を受けたことなどから、減益となった。
通期は、売上高2兆5800億円（0.1％増）、営業利益500億円（1.9％増）、税引前利益400億円（22.9％減）、親会社に帰属する当期純利益100億円（68.5％減）を見込んでいる。
タカセ 決算／4～9月の売上高0.1％減、営業利益131.0％増
