ビーイングHDが11月14日に発表した2025年12月期第3四半期決算によると、売上高245億6500万円(前年同期比10.7%増)、営業利益17億4000万円(16.9%増)、経常利益17億5300万円(16.4%増)、親会社に帰属する当期純利益10億5400万円(15.8%増)となった。
第3四半期連結累計期間においては、自社保有の物流センターへの太陽光パネルの設置やCO2を排出せずに発電された電力の調達を行い、再生可能エネルギーの活用を進めている。
また、自社開発システム「Jobs」でこれまで蓄積した物流センターにおける物流情報とAIによる物量予測を活用し、既存センターの業務の見直し及び適正人員の配置に取り組んでいる。
前年稼働拠点や既存拠点で獲得した新規業務は安定稼働しており、既存業務と併せて堅調に事業を拡大。3月には「野田センター」「金沢鞍月センター」、4月には「富山SCMセンター」「金沢海浜センター」、6月には「三重低温センター」「富谷DC」「常総DC」「芳賀DC」「伊勢崎DC」、8月には「厚木猿ケ島センター」、9月には「福島DC」を開設している。また9月には取扱業務の拡大に対応するため「東海SCMセンター」を移転している。
通期は、売上高333億円(10.3%増)、営業利益25億円(11.4%増)、経常利益25億円(10.7%増)、親会社に帰属する当期利益純15億円(9.1%増)を見込んでいる。
SBSHD 決算/1~9月の売上高10.3%増、営業利益31.1%増