関通は11月26日、日本GLPが兵庫県尼崎市で開発を進めている大規模多機能型物流施設「GLP ALFALINK 尼崎South」の一部区画を賃借し、新たな戦略的物流拠点「関通ALFALINK尼崎センター」を開設すると発表した。
<「関通ALFALINK尼崎センター」が入る物流施設の外観>

「関通ALFALINK尼崎センター」は、阪神高速神戸線「尼崎西」ICから約300m、阪神高速湾岸線「尼崎末広」ICから約2.5kmの兵庫県尼崎市道意町7-1-10に所在する「GLP ALFALINK 尼崎South」の一部を賃借して開設。敷地面積約10万7300m2、延床面積約24万2420m2の施設のうち、一部スペースを関通が利用する。
「関通ALFALINK尼崎センター」は、「都市近接」の利便性と「高速アクセス」の機動力を両立した、物流効率最大化のための新拠点で、整備された高速道路網を駆使することで、交通渋滞のリスクを最小限に抑制。特に大阪・神戸市内への配送では、都市部へのスムーズな進入と最適なルート設定が可能となり、配送リードタイムの大幅な短縮と、物流コストの徹底的な削減を実現する。
関通では、倉庫間でいつでも連携を取ることができる距離内に物流センターを配置する「ドミナント戦略」を取り入れており、「関通ALFALINK尼崎センター」の3km圏内には、8つの倉庫を集約。1拠点での対応キャパシティの限界をエリア戦略により回避することで、顧客の成長や出荷増大に対応している。
「関通ALFALINK 尼崎センター」が入居する「GLP ALFALINK尼崎South」は、地上6階建ての物流施設で、施設内には倉庫だけでなく、ラウンジや喫煙所も完備しており、働く環境の快適性向上を図っている。
「GLP ALFALINK尼崎」の竣工式には、多くの関係者が参列し、神事が執り行われるとともに、センター見学説明会を実施した。
「関通ALFALINK尼崎センター」は、関通尼崎エリアの物流業務を担う重要拠点として、急拡大するEC需要と、多岐にわたる業種の顧客ニーズに応えるため、多様な物流ソリューションを提供するとともに、施設内で提供される「GLPコンシェルジュ」サービスと連携し、入居企業同士の連携強化や人材確保、資材コスト削減などのソリューションを積極的に活用・提供することで、顧客の物流課題解決と新たな価値創出に取り組む。
■センター概要
名称 :「関通ALFALINK尼崎センター」
所在地:兵庫県尼崎市道意町7-1-10
交通アクセス:阪神高速神戸線「尼崎西」ICから約300m、阪神高速湾岸線「尼崎末広」ICから約2.5km、阪神本線「尼崎センタープール前」駅から約500m(徒歩7分)
敷地面積:約10万7300m2
延床面積:約24万2420m2 ※うち一部スペースを関通が利用
規模・構造:南棟=地上6階・免震構造 PCaPC/耐火構造
竣工:2025年10月末
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