丸紅I―DIGIOグループ・IT基盤サービスセグメントの丸紅ネットワークソリューションズは12月19日、改正物流総合効率化法への対応を支援する「新物流効率化法対策ソリューション」を提供開始すると発表した。
物流拠点の出入口に設置した車番検知カメラとAIBOX、車番管理クラウドを組み合わせることで、トラックの入場・退場時刻を自動で取得・蓄積できるというソリューションで、ブラウザ上で複数拠点の状況をリアルタイムで確認できる。
＜システム構成イメージ＞
また入退場履歴や滞在時間の管理業務を効率化し、計測・レポート業務の省力化を後押しする。将来的には、予約システムや入退場管理、計量システムとの連携によるボトルネックの可視化や、未予約車両の検知・自動誘導などへの拡張も可能だという。
現場のLAN配線工事が必要とせず、コストを抑制できるのもポイント。既存システムにAPIを使用したデータ送信（オプション機能）を使用することで連携できる。
経済産業省・国土交通省が推進する物流総合効率化法では、2025年度から一定の荷主や物流事業者に対して、荷待ち・荷役時間の計測と改善への「努力義務」が課されている。2026年4月以降、指定を受けた荷主等は、実施状況について定期報告が求められることとなる。
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