プロロジスは1月26日、福島県郡山市で開発中の物流施設集積拠点「福島郡山LLタウン」で、4棟目となるマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク郡山2」の起工式を行った。
2027年8月に竣工の予定だが、すでに賃貸面積の約30%で入居が決まっているという。
「LLタウン」とは、プロロジスとフクダ・アンド・パートナーズが共同開発する物流施設集積拠点。約13万8000m2の敷地にヤマト運輸の専用施設などをつくり、県や市と連携した防災機能を持つ拠点となる計画だ。
今回起工した「プロロジスパーク郡山2」は、この敷地内で4棟目。4階建て、延床面積は4万6692.20m2、福島県内で最大級となる。
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開発地は、東北自動車道「郡山中央SIC」隣接地に位置する。東北地方を縦断する東北自動車道と、太平洋岸・日本海岸を横断する磐越自動車道が交差する「郡山JCT」に近接し、首都圏へ約3時間、仙台市へ約1時間、新潟市まで約2時間で到達できる。
東北エリアでは仙台市に次ぐ人口集積地である郡山市(人口約30万人)の中心部からも車で20分(約7km)とアクセスしやすく、雇用面でも有利とみられる。
さらには、周辺は地盤が強固で、ハザードマップ上、水害や浸水のリスクが低い。災害時は磐越道など複数の迂回ルートが確保でき、東北・首都圏に災害支援物資を運べるため、BCP(事業継続計画)の観点からも立地に優れる。
施設・設備の特徴としては、梁下有効高5.5m、床荷重1.5t/m2を確保。物流作業・搬出入の効率向上を考慮し、1階に両面バースを採用した。庫内には荷物用エレベーターと垂直搬送機をそれぞれ5台備える。
また1・2階を一体で利用できる賃貸区画として4区画を想定しており、各区画に専用のエントランスと事務所を配置。1階には来客対応や休憩に使えるラウンジスペースも区画ごとに設える。
敷地内に約16台のトラック待機場や、約350台の乗用車駐車場を確保するほか、セキュリティ面では常時有人警備を実施して24時間365日サポート。
停電時や災害時にもトイレ・通信・セキュリティなどの機能を維持できるよう災害用発電機、緊急地震速報、災害用無線機、備蓄型組立式個室トイレ「ほぼ紙トイレ」などを備える計画だ。
■施設概要
名称:プロロジスパーク郡山2
開発地:福島県郡山市大槻町中ノ平地内
敷地面積:4万9619.86m2(1万5010坪)
計画延床面積:4万6692.20m2(1万4124.39坪)
構造:地上2階建て、鉄骨造
着工:2026年1月
竣工予定:2027年8月
ヤマト運輸、プロロジス、F&Pなど5者が協定/福島県郡山市の広域物流・防災拠点竣工で



