東南アジアにおける生鮮食品サプライチェーン構築を手がけるSECAI MARCHEは2月2日、商船三井グループのコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)であるMOL PLUSを引受先とする追加の資金調達を実施したと発表した。
同社は東南アジアを中心に、生産者と飲食店・小売店舗などの需要家を直接つなぐ産直ECを展開。受注から検品、パッキング、冷蔵配送までを一気通貫で担うフルフィルメント機能を通じて、サプライチェーン高度化など生鮮食品流通の課題解決にも取り組んできた。
直近の資金調達ラウンドでは、ヤマトホールディングスやNIPPON EXPRESSホールディングスが関与するCVCファンドからの出資も受けている。
今回のMOL PLUSの資本参画により、同社が進めるコールドチェーン構想は、拠点単位の最適化から広域インフラとしての整備へと進化する。日本の大手物流企業3社の知見とネットワークを結集し、「日本品質」による冷蔵物流インフラをアジア全域へ拡張。さらに商船三井グループとの連携を通じ、海上輸送を含むクロスボーダー領域まで温度管理を一貫させたコールドチェーンの構築・拡張を目指す。
これにより物流面の強化のみならず、生鮮流通における温度逸脱や需給ギャップ、リードタイムの不確実性を抑え、食品ロス削減や生産者の販路拡大・収益性向上、アジア域内での安定供給を後押しする方針だ。
MOL PLUS/東南アジアでコールドチェーン構築する国内企業に出資
