住友理工は4月17日、京都府綾部市に設立した産業用ホース製造子会社「TRI京都」を開所したと発表した。
TRI京都は、国内での社会インフラの老朽化対応、東京五輪開催、リニア新幹線の建設などの旺盛な需要や、全世界への製品供給や海外拠点への技術供与に対応するため、2013年12月にグローバル展開での産業用ホースのマザー工場として設立。
2014年10月から一部製造ラインの操業を開始。工程の大幅短縮により、低コストで高品質な製品の供給体制を強化し、さらなる市場シェア拡大と事業展開の多角化を進めていくとしている。
■TRI京都の概要
所在地:京都府綾部市とよさか町1
事業内容:各種産業用ホース(液圧用・布巻ホース等)および関連製品の製造・販売
設立:2013年12月
資本金:10億円
出資比率:住友理工株式会社 100%
従業員数:約160人(2018年度計画)
工場面積:敷地 約13万m2、建屋 約7万1000m2
投資額: 33億円(初期投資)
売上高:51億円(2018年度計画)