国際石油開発帝石は10月21日、新潟県糸魚川市と富山県富山市を結ぶ天然ガス輸送パイプライン(富山ライン)の建設工事を進めていたが、日本海ガスの岩瀬工場で富山ライン建設工事が竣工したと発表した。
富山ラインは、新潟県上越市に建設した直江津LNG基地から送出されるLNG気化ガスなどの天然ガスをライン沿線の需要家に対して供給する全長約103kmの天然ガス輸送パイプライン。
10月27日には、富山ラインを通じて、日本海ガスへ天然ガスの供給を開始し、富山ライン全体の供用を開始する。
2012年4月から着手したラインの建設工事は、今年6月に建設工事が完了し、各種点検などを経て、7月より一部供用が開始され、日産化学工業に天然ガスを供給していた。