横河電機は9月3日、米Chevron(シェブロン)が有する石油サプライチェーン向けプランニングソフトウエア(SCP)PETROの販売契約をChevronU.S.A.Inc.と締結したと発表した。
同ソフトウエアに関する事業は、横河電機の子会社であるKBC Advanced Technologies(KBC)が担当。今回の販売契約で、同ソフトウエアをサプライチェーン最適化サービスのラインアップに追加した。
SCPソフトウエアは、サプライチェーンマネジメントの中核となるソフトウエアの一つで、需要予測や生産計画、調達、物流などの計画の最適化を行う。
PETROは、複数のプラントについての原料選択、運転パラメータの設定、製品構成の最適化に関する意思決定や、未来の生産計画シナリオ分析を支援する。
シミュレーション、プランニング、スケジューリングの各技術を組み合わせることで、石油精製・石油化学産業の顧客は、原料受け入れ、処理、混合から品質管理、出荷、ユーティリティ、環境面に至るまで、正確かつサプライチェーン全体を見渡したオペレーション管理を行うことが可能になる。
日立/製造・物流分野のロボット活用を提案、羽田と京都に施設開設