日本生命は12月3日、同社Webの「3分でわかる新社会人のための経済学コラム」で、宅配便の問題を取り上げている。
それによると、宅配便取扱個数は2017年度42.5億個まで増加とし、1秒間に約130個の宅配便が配達されている計算になる。
取扱個数急増の要因の1つに、ネット通販市場の拡大が挙げられる。スマートフォンの普及により、場所・時間を問わず商品の注文が可能になったことや、ネット通販で扱われる商品の裾野が急速に広がったこと等により、ネット通販の市場規模は8.6兆円に達したと説明。
その上で、「宅配の現場では人手不足が深刻に」、「『再配達』が宅配便事業者の更なる負担増に」、「配送問題の解決には、消費者の協力が不可欠」と3つの章で構成している。
なお、筆者はニッセイ基礎研究所の吉田 資氏。
■「3分でわかる新社会人のための経済学コラム」宅配便取扱個数は、42.5億個まで増加
https://www.nissay.co.jp/enjoy/keizai/106.html
国交省/5月の鉄道貨物数量0.3%増、貨物トンキロ5.8%増