共栄タンカーが5月12日に発表した2020年3月期決算によると、売上高125億500万円(前年同期比6.7%減)、営業利益15億5600万円(6.9%減)、経常利益10億2300万円(22.1%増)、親会社に帰属する当期純利益20億9900万円(84.7%増)となった。
2020年3月期には、2019年7月にVLCC「TENRYU」を、2020年2月には高齢VLCC「JIN-EI」の代替船としてVLCC「HOU-EI」を取得。また、2019年9月にVLCC1隻の取得を、2020年3月には小型LPG船1隻の取得を決定するなど、船隊構成の整備・拡充に取り組んだ。加えて、2019年10月にはシンガポールに現地法人を設立している。
次期は、売上高120億円(4.0%減)、営業利益9億円(42.2%減)、経常利益4億円(60.9%減)、親会社に帰属する当期純利益2億5000万円(88.1%減)を見込んでいる。
共栄タンカー 決算/4~6月の売上高2.2%増、営業利益1億8200万円