共栄タンカーが8月2日に発表した2025年3月期第1四半期決算によると、売上高35億9100万円(前年同期比2.2%増)、営業利益1億8200万円(前期は1億7100万円の損失)、経常利益2億4400万円(前期は2億4500万円の損失)、親会社に帰属する当期純利益45億2700万円(前期は1億7100万円の損失)となった。
海運業の収益は、所有各船舶が順調に稼働したことなどによるもの。営業利益は入渠費用やVLCCの耐用年の見直しによる減価償却費の減少からで、経常利益は為替差益を計上したことなどによる。当期純利益ではVLCC1隻の売却益を計上した。
通期は、売上高141億円(0.6%減)、営業利益11億5000万円、経常利益7億円(274.9%増)、親会社に帰属する当期純利益48億円を見込んでいる。