日水の2009年3月期第1四半期決算は、米州の関連会社の不振などが響き、全社の売上高が1291億5800万円(前年同期比3.5%減)、営業利益6億2100万円(80.8%減)、経常利益7億8600万円(73.2%減)、当期利益は3億3400万円の赤字と低調に推移した。
このうち、物流事業は冷蔵倉庫事業で、輸入品の減少や荷動きの低迷で取扱い数量が減少。さらに、2008年度から営業を開始した関連会社の日水物流が運営する川崎物流センターの増設(増設分1万4000トン)の経費が計上されたため、物流部門の売上高は26億7700万円(56.0%減)となり、営業利益は4億3700万円(7.7%減)と激減した。
通期の全社売上高は5300億円、営業利益は135億円、経常利益は120億円、当期利益は50億円をそれぞれ見込んでいる。