LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

UPS/第3四半期の売上高7.4%増、国際部門とサプライチェーン部門堅調

2008年10月28日/決算

UPSの2008年第3四半期の業績は、売上高131億1000万ドル(前年同期比7.4%増)で、営業利益16億3000万ドル(4.7%減)、営業利益率12.4%(前年同期14.0%)で、1日平均取扱量1485万個(2.7%減)、希薄化後1株当たり利益は0.96ドルとなったことを発表した。

会長兼CEOスコット・デイビスは、「UPSはこの非常に厳しい経済状況において優れた事業運営を行い、国際およびサプライチェーン事業では引き続き成長を達成し、また全社にわたってコスト管理と収益管理への注力を続けた。グローバル経済が回復したときにさらに強い企業となることができるよう、将来の成長を確保するための投資も行っている」と述べている。

なお、2008年9月30日を末日とする3か月間において、貨物1個当たりの連結売上高は8.1%増加したが、1日当たりの貨物取扱量は2.6%減少した。営業利益は前年同期の調整後営業利益に比べて7%減の16億3000万ドル。この減少幅は未調整ベースでは4.4%。

営業利益には生産性向上と2か月遅れで適用される燃油サーチャージの影響がプラスに働いたが、経済の減速と燃油費の高騰による影響がそれらを上回った。

関連記事

決算に関する最新ニュース

最新ニュース