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丸運/燃料価格高騰で、営業利益11%減

2008年10月30日/決算

丸運が10月29日に発表した2009年3月期中間期決算によると、売上高は273億7300万円(前期比0.1%増)、営業利益8億5700万円(11.0%減)、経常利益8億4600万円(8.9%減)、当期利益4億7800万円(5.7%増)と増収源益となった。

中間期は、一般貨物輸送・倉庫部門で荷動きが低調に推移。売上高は1.3%減の微減となった。液体輸送部門は輸送量は減少したが、燃油サーチャージを適用できたこと、化成品輸送量の増加などで2.2%増となった。

国際輸送部門は、電子材料、非鉄金属等の取扱いが堅調で2.3%増と好調。

鉄道利用運送部門は、コンテナ輸送の取扱量は増加したものの、あまり売上高に反映されずほぼ前期並みに終わった。経常利益は、燃油費の増加で減益となったが、当期利益は法人税調整額の負担減で増益となった。

下期は、提案型営業で取扱貨物量を確保。また環境リサイクル、国際物流、グリーン物流など成長分野を強化し売上高確保に努める。しかし燃油費・人件費の負担増で減益が見込まれるため通期の業績予想を修正した。修正後の予測値は売上高569億万円(当初予測より1.0%減)、営業利益20億円(9.1%減)、経常利益20億円(4.8%減)、当期利益10億5000万円(4.5%減)と減収減益を見通す。

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