伏木海陸運送が11月6日に発表した2009年3月期第2四半期決算によると、売上高は32億800万円(前期比6.9%増)、営業利益3億6900万円(63.6%増)、経常利益3億8400万円(74.8%増)、当期利益2億5100万円(91.1%増)と増収増益となった。
第2四半期は、主力事業である港運貨物の取扱い高が増加。製紙原料のウッドチップやロシア向け自動車輸出、国際海上コンテナ貨物の取扱量が堅調に推移し収益力の向上に貢献した。通期は、9月の大口顧客である大手製紙会社の工場閉鎖、予想を超える荷動きの停滞など懸念材料もあるが業績予測は修正していない。
通期売上高は110億円(5.1%減)、営業利益3億8000万円(26.1%減)、経常利益3億6000万円(28.9%減)、当期利益1億4000万円(49.2%減)と第2四半期から一転し、減収減益となる見通し。