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ヒューテックノオリン/相次ぐセンター立ち上げで経費増、営業利益20%減

2008年11月11日/決算

ヒューテックノオリンが11月10日に発表した2009年3月期第2四半期決算によると、売上高は158億7800万円(前期比2.9%減)、営業利益7億5300万円(19.9%減)、経常利益8億2100万円(17.9%減)、当期利益4億6500万円(5.3%減)と減収減益となった。

事業別の概況では、運送事業が4月に稼動した東京臨海支店第2センター、5月に稼動した長野営業所の稼働効果、チェーンストア物流での取扱量増加などで、売上高111億4900万円(0.3%増)と前期並みを確保。営業利益は燃油価格の上昇で営業原価率が上昇、倉庫事業との一体運営でより正確な経費配分の見直しを行った結果、営業利益は12億700万円(23.6%減)の大幅減となった。

倉庫事業では、全体的に保管物量が伸び悩み売上高は42億8300万円(1.1%増)とこちらもほぼ横ばいで推移。営業利益は臨海支店第2センターの立ち上げ経費が生じたが、経費配分を見直し、3億4500万円(183.5%増)のジャンプアップとなった。

その他の事業では前期に連結子会社だった全農協同流通の売却やヘルティーでの商品販売などで売上高は4億4400万円(55.3%減)、営業利益は4900万円(34.8%減)と振るわなかった。

通期はおおむね順調に推移しているとして業績は修正していない。予測売上高は315億円(0.9%減)、営業利益16億9000万円(3.2%減)、経常利益17億5000万円(5.5%減)当期利益9億8000万円(41.2%増)と当期利益の伸びが目立つ。

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