三井物産が8月3日に発表した2011年3月期第1四半期業績によると、物流・金融市場事業の売上総利益は104億円となり、前年同期の99億円から5億円の増益となった。
史上最高値を更新した金価格を中心に商品市況が活発化したことや、景気回復にともなう物流本部における取扱貨物量の増加が主な要因だった。
売上総利益の増加を反映して営業利益は32億円となり、前年同期の28億円から4億円の増益となった。
関連会社持分法損益は27億円となり、前年同期の10億円から17億円の増益だった。
四半期当期利益(三井物産に帰属)は12億円となり、前年同期の0億円から12億円の増益となった。