大幸薬品は2月15日、衛生管理商品の在庫水準の適正化と保管料削減などの財務体質改善を目的に3月末で販売を終了し、当該商品のたな卸資産処分損約3億4000万円を特別損失に計上する。
新型インフルエンザ収束後の衛生管理製品に対する急速な需要縮小と流通在庫の増加により、当期においては、感染管理事業での在庫も高止まりの状況があったもの。
なお、他の製商品在庫についても当面の販売計画に対して過剰と判断し、処分を決定した場合は、「たな卸資産処分損」を当期中に追加計上する可能性があるとしている。
さらに、労務費・人件費をはじめとする固定費の増加が顕著なため、希望退職者の募集も実施する。
