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UPS/アジア太平洋地域での環境取組み強化

2011年03月04日/国際

UPSは3月3日、「アジア太平洋地域での2つの大手環境ベンチャーへの支援を通じてサステナビリティ(持続可能な)への取り組みをさらに強化すると発表した。

UPSカーボン・ニュートラルは、わずかな費用負担によって出荷に伴う二酸化炭素排出量を算出・相殺することができ、顧客の出荷による気候変動への影響の軽減を支援するためのプログラム。

今回、排出権の購入対象として加わったアジア太平洋地域でのUPSのカーボンオフセット・プロジェクトは2つ。これらのプロジェクトはカーボンニュートラル社の監督下にあり、「ゴールド・スタンダード」および「ボランタリー・カーボン・スタンダード」による認証を受けている。

ひとつは、「福建省埋め立てガスプロジェクト?」。中国南部で実施され、埋め立て地で排出される温室効果ガスのメタンを捕捉してクリーンな発電に使用する。

二つ目が、「チョンブリ排水バイオガス・エネルギープロジェクト」。廃水から得られるバイオガスを、タイ国チョンブリのタピオカデンプン乾燥工場において熱源および電力源として使用する。

2010年と同様、UPSは2011年にも100万米ドルを上限として、顧客が購入した排出権に相当する排出権を購入する。

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