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昭和シェル石油/JONET八戸油槽所出荷再開で供給量増加

2011年04月01日/物流施設

昭和シェル石油は3月31日、JONET八戸油槽所が4月2日に出荷再開したことで、東北北部地区向けの供給量が増加したと発表した。

震災の影響で出荷を停止していたJONET八戸油槽所は、再開に必要な修理部品の調達を急いだ結果、当初予定の4月中旬より10日余り早い、4月2日から通常出荷が可能となった。出荷油槽所から岩手県を中心とした被災地域への配送時間を著しく短縮することが可能となり、同地区への石油製品の供給量を増加することができる。

同社は、業界全体の安定供給に資するため、当面の間は当該油槽所を業界他社と共同利用することが被災地の支援のために最も望ましいと判断し、他社に対して利用を呼び掛ける、としている。

なお、営業を行うサービスステーションは、3月29日時点で東北地区で約80%、関東被災地区で約95%のSSが営業している。

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