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日産/九州工場を母体に新会社設立

2011年04月23日/SCM・経営

日産自動車は4月22日、九州工場を母体として新会社を設立すると発表した。

新会社は、日本での事業強化の取り組みの一環として実施するもので、日産自動車労働組合とも協議を重ね、検討を進めてきた結果、労働条件も含め合意に至った。

自動車産業を取り巻く環境は、各国通貨に対する円高の進行や、世界経済の長期的な低迷、新興国企業の台頭、エネルギー・地球環境問題に対する関心の高まりなどによる小型車へのシフトや、電気自動車をはじめとした電動化車両の市場投入など、大きな転換期を迎えている。

日産自動車がグローバル自動車企業としていっそう成長していくためには、将来にわたり小型車も日本で生産し続けられるグローバル競争力を持った生産拠点をつくりあげていく必要があるとしている。これを実現することで、国内100万台レベルの生産を確保・継続する、としている。

■日産自動車九州概要
会社設立:2011年8月1日(予定)
事業開始:2011年10月1日(予定)
所在地:福岡県京都郡苅田町新浜町1番地3
敷地面積:約236万2000㎡
資本金:1000万円
従業員数:3760名(予定)
生産能力:約43万台(定時間稼動前提)
生産品目:セレナ、ティアナ、ラフェスタ、エクストレイル、デュアリス、ムラーノ、ローグ(輸出専用)、アルメーラ(輸出専用)

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