オリックス不動産は、5月末竣工の予定で「横浜町田ICロジスティクスセンター」の建設を進めている。
＜完成間近の横浜町田ICロジスティクスセンター＞
同センターは、敷地面積3万4642㎡、4階建てで、賃貸面積6万5714㎡。建屋部分はほとんど完成しており、現在は水道や下水、電気関係など周辺の整備を図っている。
横浜町田ICロジスティクスセンターの一番の特長は、首都圏への配送に適した好立地。横浜町田ICまで300m、横浜港から20km、羽田空港から30㎞圏、3駅・3路線利用により、パート確保にも有利となっている。
立体道路建設による16号線の工事も進行中で、完成すれば渋滞も一気に解消する。1年間くらいの工事期間と見込まれている。
また、内陸部にあるため、津波や高潮の心配もなく、高い耐震性能を有し、計画停電も現在のところ対象外となっている。さらに、高い環境性能（CASBEE-Aランク取得）を有し、CO2排出量も42.9％削減している。
＜ランプ部は車路幅員13mの設計＞
＜工事を急ぐ4階部分＞
なお、同社では4月21日、22日の両日、内覧会を開催。当初50社程度を予定していたが、77社、157名が参加するなど盛況な内覧会となった。
■概要
所在地：東京都町田市鶴間1610-1
神奈川県横浜市瀬谷区北町10-2
主要用途：倉庫
規模・構造：S＋SRC造4層耐火建築部
その他：各階パース、バース幅員13m、ランプ車路幅員13m、床加重1.5t/㎡（1.5tフォークリフト走行対応）、梁下有効高さ5.5m、プラット高1m、柱スパン10.7m
駐車場：乗用車駐車場142台、トラック待機31台
竣工：2011年5月末
入居：2011年6月1日より
