日野自動車は5月10日、東日本大震災によるトラック生産について、今後の方針を発表した。
現在、同社の工場では生産調整を実施しているが、部品調達の目途付に伴い生産正常化が図られる予定。
大中型トラックは、3月25日から短縮操業の形態で稼働しており、現在、当初の生産計画に対して70~80%程度の稼働となっている。5月末~6月初め頃から順次生産量を拡大し、7月頃から正常化の見込み。
小型トラックについては、4月1日から操業短縮の形態で稼働しており、現在は当初の生産計画に対して約75%の稼働。5月末~6月初め頃から生産正常化に向けて順次生産量を拡大させ、7月頃から正常化する見込み、としている。