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スズデン/宮城の工場で、高度なSCM要求対応の体制を早期構築

2011年05月10日/物流施設

スズデンが5月10日に発表した2011年3月期決算の中長期的な会社の経営戦略で、昨年10月に宮城県黒川郡大和町に完成した大和工場は、製造・物流・営業の三つの機能を備えており、高付加価値製品の提供と高度なSCM要求に対応できる体制を早期に構築するとしている。

さらに、物流戦略として情報システム、物流設備、物流ノウハウ等の機能を十分に発揮したジャストインタイム納入、環境配慮型梱包材の使用、必要部品をキットにしてのユニット納入、購買・物流代行による顧客への調達コストダウン提案等をより積極的に行っていくという。

また、高品質なサービスの維持・向上と業務効率の向上を図るため、積極的なIT化の促進を進め、東京物流センターでは、バーコードによる検品システムを導入し、更なる物流品質の向上と正確で迅速な配送を実現した。

免震構造を持つ東京物流センターでは、東日本大震災でも商品の落下や破損は一切発生しておらず、商品を安全に維持・保管することができ、商品供給を停止することなく、安定的に届けることができた。

今後もトータルコストダウンやリードタイム短縮、環境配慮を実現する物流システムの構築と顧客への直送体制の充実を図っていくとしている。

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