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センコン物流/3月期の売上高1.6%増、営業利益17.7%減

2011年05月17日/決算

センコン物流が5月17日に発表した2011年3月期決算によると、売上高118億2200万円(前年同期比1.6%増)、営業利益2億5200万円(17.7%減)、経常利益1億8000万円(46.7%減)、当期損失1億3100万円となった。

運送事業は、農業機械や建設関連貨物等の貨物輸送量が減少したが、新規顧客の獲得と既存顧客の取引拡大により、食品、化学製品および医薬品・日用品等の貨物が増加し、売上高は44億4500万円(対前年同期比1.7%増)となった。営業利益は、燃料単価の上昇と受注獲得競争等に起因した収受率の低下等により、1億5200万円(25.0%減)となった。

倉庫事業は、農業機械や石油ゴム製品等の取扱高が減少したが、精密機械と医薬品・日用品等の取扱いが増加し、売上高は18億8500万円(2.9%増)となった。営業利益は、増収効果により、3億6000万円(4.0%増)となった。

当期純損益は、特別損失として東日本大震災の発生により被害のあった同社拠点と連結子会社の建物・設備等の災害損失等ならびに資産除去債務に関する会計基準の適用に伴う影響額を計上したことにより、1億3100万円の損失(前年同期は1億2300万円の利益)となった。

来期の業績予想は、現時点での算定が困難なことから未定としている。

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