プロロジスは6月15日、カスタマーの見識やマクロ経済の動向などに基づき、物流不動産業界のビジネス動向や施設需要について評価した業況判断指数である最新の“物流ビジネス指数”(Industrial Business Indicator)を発表した。
それによると、今後半年はグローバル貿易が引き続き伸長すると考えられ、これらのビジネス活動と物流施設の吸収率の強固な相関関係により、物流スペースの需要も同様に加速すると見ている。
調査レポートでは、2011年5月の“物流ビジネス指数”はビジネス活動全体で56.9とするとともに、ポイントとして企業の顧客のビジネスが2009年より段階的に改善しているため、ビジネス活動指数は21か月連続の経済成長を示している。
また、“物流施設スペース活用指数”は55.4と、2008年4月以降の最高値となり、企業が保管する製品実在庫の伸びは 2010年第4四半期と2011年第1四半期の間の3倍以上になっているとポイントの一つに挙げている。
なお、調査レポートは下記URLからダウンローと可能(英語版のみ)
http://ir.prologis.com/research.cfm?CategoryID=398&PageSect=categories
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